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黄ばんでしまったパソコンのキーボードを簡単な方法でまっさらの真っ白に出来る方法がある事を知りました。早速、黄ばみを通り越して茶色に変色してしまった、愛用のパソコンのキーボードを真っ白にする「漂白」に挑戦してみました。
Apple Extended Keyboard
文章を打つことが快感になるキーボード、Apple Extended Keyboard 。ボクの使っているものは前のオーナーが炎天下で仕事をしていたのかと思うくらい、こんがり焼けています。黄ばみを通り越して薄茶色です。これはこれで個性的なエイジングなのですが、元のまっさらの状態に簡単にできるということを知りました。そうなると、どうしてもやってみたくなります。
黄ばみの原因と除去
わからないことは「グーグル」さんに尋ねなさい👂🏻ということで、早速検索👀
パソコンなどのキーボードの黄ばみの原因は、プラスチック素材となるABS樹脂を燃えにくくするために難燃剤が含まれています。これが化学変化を起こして変色します。
そこで、「変色したものには過酸化水素水と活性漂白剤と紫外線を使って、化学変化を起こさせて黄ばみをとる」ということです。一応こんなところなので、「過酸化水素水と活性漂白剤」両方の成分が含まれている「液体漂白剤」を使います。
で、とにかくやってみる💪🏻ことにします。
用意するもの
まず作業に入る前に、必要なもの、あれば便利なものを列挙します。
漂白剤
漂白剤は液体のもの、薬局で「衣類用ですか?食器用ですか?」ときかれたので、「あれ?どっちだろう?」と考えていいたら、「オキシドールが有効」という記事を思い出したので、「オキシドールと同じ成分のものはどちらですか?」と聞きました。
「そうすると酸素系のほうですので、衣類用ですね」
こういうときの店員さんは、ほんとありがたい。
霧吹き
この霧吹きに液体漂白剤を入れて、本体に直接、むらなく散布します。
使い捨てのゴム手袋
漂白剤がついた本体を触るときなどにあった方が便利です。なくても問題ありませんが、直に触って放っておくと指が白くなります😣それと漂白剤のついた手であっちこっち触ると、触ったところがべたついてネチャネチャします。一度ついたら、入念に石けんで洗い長さないと拭いたくらいではとれません。気になる人は。
めがね
野外で漂白剤を霧吹きで散布するときに、微量ですが目にも入ってきます。競泳めがねなら万全です。変な人と思われるのが嫌なら「サングラスかめがね」でもいいでしょう。なくても問題ありませんが、ボクは少し気になったので持っていた「ゴーグル」を使用しました。
マスク
数日間にわたって作業するときは、漂白剤の臭気を吸って結構気分悪くなります。デリケートな人は😷
お日様
忘れてならないのがお日様
🚚お取り扱いなし 無料
漂白剤で汚れを取るのではなく、直射日光の紫外線と酸素系漂白剤で化学変化を起こさせて黄ばみをとるので、これがないと全く無意味ということになってしまいます。
必須項目
とりあえず絶対に必要なものは3点です🙂
- 酸素系漂白剤
- 霧吹き
- お日様
その他のものはあれば便利なものです。
まずは分解
Apple Extended Keyboardの場合、変色するのは外側のカバーとスペース・キーです。本体の分解は、裏側に3本のねじで固定されているだけですので、簡単に外せます。
ただ、スペース・キーは細い針金のステーで固定されているので力ずくで外さず、精密ドライバーでまず針金のステーを本体から外してから、スペース・キーを外します。
内側の白い色と比べるとかなりこんがり焼けてますねー⛱ 茶色と白のツートンカラーはワンちゃんと同じですね。
漂白開始
脚立に載せて各パーツに満遍なく霧吹きで漂白剤を振りかけていきます。「液だれ」しない程度に、表面に薄く散布というのがコツですかね。
マスクを忘れたので、吸い込まないように息を止めています。少し風があると目にも入るので「サングラス」をかけています。水中めがねと酸素マスクがあれば完璧なのですが、通報される🚓かもしれないのでこのまま作業を続けます💪🏻といってもこの作業はほんの数分です。
これで乾いたら、また霧吹きで漂白剤を吹き付けるという作業の繰り返しです。
大きめの容器に漂白剤を満たして浸すという方法がネットで出ていますが、理論的には手軽なこのやり方でOKと思います。
こうやって見てみると、もうほとんどオレンジ色ですね...😧
ただ、今の時期(11月中旬)だと、お日様もなんか機嫌良くないみたい😒で、あんまり顔出してくれません🌥。紫外線量も真夏の半分です。結局、1日目は劇的な結果にならず、ちょっと薄くなったかな?程度。次の日にやろうと思ったら...
雨☔
えーどうしよう😵
しかし、雨の日でも紫外線はでているのです。
晴天の日を100%ととすると雨に日でも30%くらいはでているようです。雨だからといって、何もしないよりはマシなので、雨がかからない軒下に置いておきました。ちなみに曇り☁の日でも80%くらいは紫外線がでているらしいです。
紫外線の量のピークは10時〜15時。それ以降は徐々に下がっていくようです。
天気予報で確認したら、雨の日が2、3日続くようです。真夏から比べて11月は紫外線量が50%になって、しかも雨の日はその30%....
ということは真夏から比べると15%の紫外線量…….😧
ブラックライトの使用
なので、ちょっと裏技を使うことにしました。
それはブラックライトの使用です。
ブラックライトは太陽光と同じ紫外線 UV-Aです。理屈は同じなので可能と思います🙃早速アマゾンGET!
紫外線オプション ブラックライト
結果!
お日様があまりご機嫌よろしくない季節😒と雨つづき、本体が黄ばみというよりもオレンジ色近くなっていたので、結構時間と手間がかかってしまいました。
1日目、10〜16時 お日様照射☀
2日目、10〜16時 雨天紫外線照射☔
その後、ブラックライトを36時間照射🔮
最後は石鹸か台所洗剤を使って水洗い、乾いた布で拭いて完了✌
結果😡!
Before
After
真っ白🌝素晴らしいです👏🏻
元から比べれば真っ白ですが、欲をいえば、まだちょっとクリーム色という感じかもしれません。もう少しやれば、まっさらの真っ白になると思います。ただ、ここらあたりで完了としないとキリがないので😓
今回は紫外線が真夏の半分しかない11月にやりましたから、ちょっと手間がかかってしまいました。真夏の紫外線のきつい時期だと、ブラックライトなしでも速く漂白できると思います🌝
もしくは最初からブラックライトで長時間照射ですかね😙ブラックライトを別の用途でも活用することがある場合は、この方法はかなりイイと思います。しかし部屋にちょっと漂白剤の臭いがこもりますので、お風呂場などで換気しながらやるのがベストですね。
注意点
それと洗うときの注意点です。漂白剤を洗い流すときに、あまりにもねっとりとして気持ち悪かったので、うっかり食器用スポンジを使ってしまいました。そのまま表面まで洗い続けて、表面に印刷されたCapsLook等の文字がかすれてしまいました😨
かすれた状態では中途半端なのでファンクションキーのところにある文字も、もう全部そのままこすって消してしまいました。表面の文字を消したくない人は、食器用スポンジを使わず丁寧に手で洗いましょう😚逆にこのようにスッキリした感じにしたい人は、食器用スポンジで簡単に消せるということですね。
文字も消してしまったので、この際、アップルレインボーカラーの表面を研磨剤で磨いて下地のアルミをむき出しにしました。オリジナルのレトロな感じがなくなって、精悍な感じになりましたね(レインボーカラーは食器用スポンジでも削れてしまうことがあるので、オリジナル状態を残したい人は注意が必要です)。
オリジナル・キーボード完成
結果的には全体的に文字も色もない、このスッキリした風貌が気に入っています。アップルマークをアルミカラーにすることで、ヴィンテージレトロというよりも近未来的な感じになったように思います。
スッキリ精悍😉美しいです💓
どうでしょう、オークションでぴかぴかの新品に近い白いやつだと数万円しますが、あえて経年変化で黄色くなったものを安く手に入れてひと手間かけるというのも、より愛着がわいてよろしいかと思いますよ😍
この作業中、しばらくこのApple Extended Keyboard が使えない状態だったのですが、やっぱり素晴らしい打鍵感です。単調な文字入力が至福の時間に変わります。パソコンで文章を書く人にはホントお薦めのキーボードです。
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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