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時間があればAmazonでウィンドーショッピングしている人、多いんじゃないでしょうか。欲しくないものを衝動的に買ってしまうことも多いですよね。返品も簡単なのでついついポチりがちです(笑)。
そこで結構参考にするのが、商品レビューですよね。今回はこのあたりについて書いてみようと思います。
様々なレビューのスタイル
レビューにも様々なスタイルがあって、そこにはレビューアーの個性もあって面白いですね。
分析型
専門的な分野から正確な分析をしてくれるありがたいレビューアーがいます。
こういったレビューはそれを見た人達からも評価される仕組みになっていて、レビューの見えやすい位置に表示されます。商品開発者にとってもありがたい人達で、この人たちのおかげで商品の売れ行きが左右されることもあります。
しかしこの手の人達の中にはステマが存在しています。ステルスマーケティングといい商品開発社側から雇われてレビューを書いている人達ですね。
人気のYouTuberやインスタグラマーの中にはこういった人達も多数存在します。人気ブログで商品を紹介する商品アフィリエイターといわれる人達も存在していて、コピーライティング技術を駆使して商品を紹介したりしています。
なので、ある程度自分自身の意見や価値観をしっかり持っていないと、巧みな言葉に誘導される可能性もありますね。
いちゃもん型
とにかくマウントをとりたい人というのはどこにでもいます。ほとんど意味の無いこといっているのですが、声が大きいのでやたら目立ちます。
レビューアーの中にも一定数こういう人達がいて、本当に知りたい情報からズレていることもしばしばです。
ある意味、商品のチェックという観点からは全く意味がありませんね。むしろレビュー欄のエンタメのような存在ですね。しかし一定数こういう人の意見を信じる人もいるので、いちゃもん型は調子に乗ることもあります。
おバカさん
前回の記事で取り上げた、「YAMAHA AG03MK2」のAmazonレビューに次のようなものがありました。
質問の形式ですが、「星★☆☆☆☆」の評価をしています。本来サポートに問い合わせる内容なのですが、評価という形で抗議していますね。
コンデンサー型マイクを使用する場合、48VのボタンをONにしないとマイクは反応しません。おそらくこの人は、マイクを挿せば反応すると思っているのでしょう。こういった自分の無知をメーカー側に責任転嫁するレビューは、我々にとってはささやかな笑いを提供してくれる存在です。
しかし、メーカーにとってはこの手の「おバカさん」が一番困る存在です。なぜなら知らない人が見れば、この製品は不良品と勘違いされてしまうからです。ましてやここではトップレビューとして表示されていています。
ネットの怖いとことはこういった「おバカさん」の意見が大きな声として取り上げられてしまう事ですね。
なぜ他人の意見を求めるのか
では、なぜこんなにも人の意見を求めたくなるのでしょう。
損したくない
レビューを見るときは、否定的な意見を最初に見る人がほとんどです。
人は基本的に何か得をすることよりも、自分が損をすることにとても敏感です。これを「損失回避の法則」といいます。千円の得することよりも500円損することに敏感なんですね。
だから出来るだけ損をしたくないので、先に損をしている人がいないかチェックするのです。人の意見を参照して自分が損しないかどうか確認しているのです。
同意を求めて
映画を見て感動したときなんかは、高評価を見る人が多いですね。自分と同じ感覚の人と気持ちを共有したいからです。反対につまらない映画だと低評価を見ることが多いです。コレもまた同じ気持ちを共有したいからですね。
賞品などを購入後の自分の気持ち次第でレビューの見る場所がおのずと変わってきます。
人は自分の考えと同じ人を探して同意を求めているのですね。
複雑化する世界
ネットの普及でいろんな場所で好きなことをいえるようになりました。
顔が見えないという利点から好き勝手なことをいう人もいます。これからもっと「ネット社会」は複雑化していくでしょう。
だからこそ私たちは、シンプルにものを考えてありのままの姿を見極める判断力が必要になってきます。
誰もが自由に発信できるということは「閉ざされていた口を開くこと」。ひとりの声が何かのきっかけで拡散されて大きくなることもあります。そういったものに単純に反応するのではなく、よくよく考えて目を開いて物事とを見ていきたいです。ひとりひとりが「閉じられた目を開く」ということに気づくことです。
自分自身でものを考え、開かれた目でもの見ていくことが、これからの社会に必要なことです。他人の意見に振り回されることなく、自分自身の必要なものを選んでいくことで、満ち足りた時間を過ごすことが出来ると思います。
自分に本当大切なものを見極めていくと、最終的に必要なものは限られてくると思います。社会が複雑化していく中で、自分自身の心の中は常にシンプルにして心穏やかに過ごしたいですね。
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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