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Native Instruments のピアの音源、GIANTについて書いてみたいと思います。
概要
実際に9フィートの共鳴板(コンサートグランド・ピアノの約2倍)を持つ巨大なピアノ、「the Klavins Piano Model 370i」の音をサンプリング。このことからも、音源そのものも通常とは変わった使用法が考えられますね。
2種類の設定
GIANTの音色(patch)は二種類、通常のピアノとパーカッション的な使い方もできるシネマティックというのがあります。シネマティックのほうに切り替えるとGUIも幻想的な夜の景色に変わります。
音色リストにあるものも演奏用というよりは効果音的な物が多く、アイデア次第で面白い活用法が見つけられそうです。
シネマティック音源
そして、シネマティックのほうは設定も各サンプルにエンベロープとフィルターを使用することができ、幅広い音作りが可能です。これはかなり楽しめそうですね。
CONVOLUTIONでサウンドキャラクターを選びます。
グラフィックからもそのサウンドイメージがわかりやすいです。
デモ楽曲
今回は、GIANTだけで複数のトラックを使って楽曲をつくりました。
1.静寂の中のピアノ
2.緊張感のある動きを伴ったピアノ
KOMPLETE 14
単独でピアノ音源を買うよりも、ピアノ、5機種を含んだ音源とエフェクトが50種以上をKOMPLETE14 SELECTを選ぶ方がお得感があります。割引セールの時にGETしましょう!
以前のバージョンのKOMPLETE SELECTをお持ちの方はのアップグレードするのがお得です。セール時を見逃さずアップグレードしましょう。
ピアノ音源のまとめ記事
Native Instrumentsピアノ、5機種
簡潔にピアノをレビューしています。各ピアノに応じてデモ演奏を行っています。
機種によっては録音用にPatch(音色)も作りました。使用した各Patchはダウンロードしてご自由にお使い頂けます。ご自身の制作にお役立てください。
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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