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古今東西、不倫を扱った映画や小説はたくさんあります。
美しい文章や映像で綴られる物語に感情移入してしまう人も多い事ともいます。そして「浮気」そのものを美化してしまい、そのまま実生活の中にまで持ち込んでしまう人もいます。
「浮気はバレなければOKでしょ」という人もいます。
ほんとうなんでしょうか?
私はそうは思いません。その理由を書きます。
英雄色を好む?
これまた古今東西、英雄といわれる方々は色好みの方が多いといわれています。「英雄色を好む」、英雄は限りないパワーを秘めているからという成功と性交を混同した考えですね。
政治家、芸術家、成功を収めた人は旺盛なバイタリティで性欲も強いという考え方ですね。だからといって、性欲が強い人が成功を収めるとは限りません。しかし、この部分を強調して自分の節操のなさを肯定する人は結構います。
中世は子供が大人まで育つことが難しい時代だったので、時の権力者が世継ぎを残すためにたくさんの女性を囲っていたというのはあります。つまり英雄と言われる人は世継ぎを残さなくていけないという切実な事情もあったのですね。
落とし物の財布
唐突ですが、もし落とし物を拾ったとします。その中には現金の入った財布もあります。
これを警察なりに届けるか、それともそのまま拝借するか。
拝借した場合は「遺失物横領罪」になります。財布を落とした当事者が警察に届けていないかも、そしてアナタが拾ったことを誰も知らない。さてどうするか。
「バレなければOKじゃない?」
いえ、ダメです!
心が感じるもの
なぜダメなのか。
もちろん、法的に「遺失物横領罪」という罪問われることもあります。それよりもまず、落とした人の気持ちを考えます。「きっと困ってるに違いない」「なんとかしてあげよう」そういう気持ちが先に立ちます。心が感じるのです。
バレなければOK?いえいえ、アナタにバレてますよ。
人の痛みを自分の痛みのように感じなくなってくると、最初はその麻痺が小さなものでも麻痺はどんどん大きくなって、やがてどんなことでも平気になってくるのです。
このことを犯罪心理学から検証してみましょう。
割れ窓理論
割れ窓理論というのがあります。以下、wikiからの引用です。
割れ窓理論とは次のような説である。
治安が悪化するまでには次のような経過をたどる。
- 建物の窓が壊れているのを放置すると、それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
- ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
- 住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。それがさらに環境を悪化させる。
- 凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。
したがって、治安を回復させるには、
- 一見無害であったり、軽微な秩序違反行為でも取り締まる(ごみはきちんと分類して捨てるなど)。
- 警察職員による徒歩パトロールや交通違反の取り締まりを強化する。
- 地域社会は警察職員に協力し、秩序の維持に努力する。
などを行えばよい[3]。
つまり、一見小さな事でも放置すればやがて大きな犯罪へとつながる、逆に小さな事でも節度を持って取り組めば、秩序を維持できるというものです。
いってみれば「嘘つきは泥棒のはじまり」ということ。最初は小さな嘘でもそれを積み重ねることで、そのうち人を欺くこともに平気なって、人の物を盗むことさえ平気になってくるということですね。昔の人は犯罪心理学に頼らなくても真実を知っていたんですね。
小さな事の積み重ね
物事は小さな事の積み重ねです。一日一日良いことを積みさかねていくことで、幸せに近づけることもあれば、一日一日悪いことを積みかさねることで、自分自身の良心をどんどん失っていくこともあります。
そしてひとつひとつの出来事はすべてに関連しています。
「浮気」なんてたいしたことない、
と思った瞬間に自分以外の誰かの心をないがしろにしていることになります。そういった粗野な心のあり方が、自分自身の心の中から大切な何かを遠ざけていくことになります。人を欺くことは自分自身を欺くことではないでしょうか。
法的に何ら問題なくても、自分の人生で何らかの代償を払うことはありうると思います。
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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