80年代からの風、テープ音楽


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今月は誕生日月ということで、17LIVEでイベントやっています。その中でのテーマが「カセットテープ」。今回はカセットテープついていろいろお話ししてみたいと思います。

12月スペシャルイベント【17LIVE 】

カセットテープ

カセットテープが静かなブームらしいです。

今月はカセットテープ大感謝祭と題して、17LIVEでイベントを行っています。そんな関係でおのずとカセットテープ関連に関心が向買ってしまいます。

YouTubeカセットテープやカセットデッキを扱ったチャンネルが結構あるのには驚きました。アコーディナよりもずっとメジャーなジャンルです(笑)。

プライズ用のラジカセ

17プライズ用のカセットデッキ、赤、青、グレーすべて届きました。雰囲気最高です♡

サンスイとなっていますが、実はブランド名だけで製品自体はドウシシャという国内メーカーが扱っています。中国製なのですが結構しっかりした作りです。音もそれなりに良いです。このサイズのこのスペックでは頑張っていると思います。というかこのサイズのこのスペックに文句をいう人って?なに?と思います。

生産終了品なので在庫限りのようですね。

今回のイベントもプライズ用ラジカセはあくまでオマケ。本当のプライズは音楽制作したカセットテープなので、よろしくご理解の程お願いいたします。

カセットテープをGET

実家からたくさんカセットテープを持って帰ってました。聴いてみました。なんかこれだけで空気が変わります。音の向こうにある別の景色が見えるような感覚です。

カセットテープで音楽を聴くって、なんとなくレコードに近い感覚があるのかな。音楽が耳に伝達されるまでのプロセスに別の媒体が大きく関わっている感じ。なんか音楽と人との間にものが存在素感じ。カセットテープという存在感。

何かをするときにそこに気持ちを集中させてから、音楽が流れるで待つ感覚がちょっと新鮮で懐かしい。

さらにカセットテープを物色

で、新品のカセットテープもGETしました。結構少ないです。ノーマルテープは結構ありますが、ハイポジションテープが希少価値のようですね。

近くのハードオフに探しに行ったら3本だけ在庫がありました。しかもガラスケースの中に鍵かけて売られてましたよ!

迷わずGETです。

以前の記事で紹介したカセットMTRはハイポジションテープで録音することで最高のパフォーマンスを発揮できるのです。なので希少なハイポジションテープを見つけたらとにかく買い占めです(笑)。

カセットテープの良いところは繰り返し使えるところなので、最悪、中古のハイポジションテープでも再利用することも出来ますね。

音楽の忘れ物

便利になってきて何でも手軽に利用できるようになってきました。何かわからないこともネットをググればすぐに答えが見つかります。

無意識のうちに

パソコンを立ち上げてアプリを開いて画像をクリックすると音楽が流れます。もしくはスマホのアプリを立ち上げて適当な雰囲気のプレイリストを選んだら、気分に合った音楽が流れます。

なんとなく意識することなくもなく、あたかも関心あるかのようでありながらも音楽の存在に無関心であるかのように。

そしてすべてのことに対して、意味も無く単純化された世界で、深く考えることもせず時間を無為に過ごしていく。まさに人生は壮大な暇つぶしの時間となりつつあります。

時間の中を戯(たわむ)れる

レコードやカセットテープが注目されている理由は、無関心な世の中でリアルな物質を通じて幸せや喜びを取り戻すことが出来るからでないでしょうか。ものに触れてそこから生まれる音楽が、自分との繋がりを感じさせてくれるからではないでしょうか。

自分が積極的にものを介して音楽に関わることで、そのちょっとした儀式の中で、私たちは時間の中を戯(たわむ)れる行為を楽しんでいると思うのです。

時間に追われてアクセクと過ごす中で、ちょっと立ち止まって音楽に耳を傾けるための儀式。そんなちょっとした行為が今の我々には必要なのかもしれませんね。

音楽との距離を近くしてくれている。レコードやカセットテープというツールがそんな役目を果たしてくれているのかもしれません。

 

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付録ー調声に最適なヘッドフォン!


付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!

今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。


僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。

その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。

ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。

購入までの経緯

最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。

当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。

気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。

Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。

調声に最適

結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!

丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。

同じデザインで、ST-90-05ST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。

低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。

最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。

とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!


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