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前回書きましたカセットMTRがメルカリから届きました。驚くほどきれいな外観。期待に胸膨らませて動作チェック。しかし...
さらにトラブルは続く
音が出ない...。
早送り、巻き戻し、再生ボタン、すべて反応するのですが、音が出ない。さらによく調べていくとミキサーも反応していない。ヘッドフォンでチェックしてみるとわずかながら微細な音は確認できました。トラック3と4からは再生が確認できましたが、肝心の1と2からは微細な音。
こんなに完璧にきれいな状態を維持しているのに内部は壊れている...。まさに厄介で関わり合いになりたくない性格悪い美人ような。
もうMTR受難です...。
カセットMTR受難
このカセットMTRにどれだけ時間をとられてしまっていたのでしょう...。17LIVEの配信もこれに関わって何回かスキップしています。
ということで今回の企画の方向転換を考えようと思います。
音楽制作に関しては従来通りの方法。で、テープマスタリングに関してはカセットテープで継続して行っていく、ということにします。つまりカセットMTRで製作予定だったものを従来通りの方法で音楽制作に切り替えて、最終的にカセットテープにマスタリングしていくという方法にします。
カセットMTRにこだわっていた部分も、自分自身の趣味の部分も大きかったので、リスナー参加すればさほど問題ないことかもしれませんね。
時間の有効活用
いずれにしても、まずは時間という有限のものを最大限に活用してきたいです。
ここに関わっている間、ちょっとした思考停止状態に陥っていました。一日の中で時間だけが経過して何も進まない状態が続くと、気持ちが死んだようになってしまいます。
特に不確かな人間関係とは違い、機械は一定の確実な動きを約束してくれています。そんな機械で不確かなトラブルが続くようではストレスMAX状態ですね。機械の問題というよりも人為的な要因のほうが大きいですね。自分自身の様々な選択ミスです。
なので一旦、カセットMTRの使用は中止して、新たにカセットテープ音楽制作の方法を計画していきます。最終的に最高のものを作ることを目的にプロセスを見直していきます。
人生は常にトラブル解決
次から次へとトラブルが続いています。ある意味こういったトラブルは、今までの流れが変わるための変化の兆しととらえることも出来ます。
冷静に向き合えば、絡まった糸はゆっくりほぐれていきますね。
メルカリでの顛末
今回の不良品に対してメルカリにはすぐ連絡しました。出品者、メルカリ事業部に状況を伝えました。結果すぐに対応してもい返金返品のということになりました。出品者のほうからは「お手数なら返品してもしなくても良い」という回答ももらいました。
うーん、結局、ちゃんと動作確認してなかったんでしょうね。
全体的にスムーズに事が運んだので安心です。逆に動作チェックで嫌というほど時間とられて、お金よりもその時間を返して欲しいくらいです。
人間万事塞翁(さいおう)が馬
先月からメインに使っている、Mac Proの点検修理をしました、今月から完璧に作業に向きある状態です。むしろ以前よりも安定した環境になりました。
受難続きのカセットMTRでしたが、ここから持ち直して製作を続けていこうと思います。
「人間万事塞翁(さいおう)が馬」
という諺(ことわざ)があります。中国の古典で次のようなお話です。
塞翁(さいおう)という老人がたくさんの馬を飼っていました。ある日、その馬がすべて逃げ出します。しかし、翌日になって逃げ出した馬たちが戻ってきました。それも一頭の美しい馬を引き連れて。
この美しい馬を息子が調教中に落馬して足の骨を折ってしまいます。しかし近隣で戦争が勃発して、村の若者たちは招集されることになりましたが、塞翁(さいおう)の息子は骨折してるために兵役を免れました。 塞翁(さいおう)に不幸が訪れるたびに周りの人達は同情し、良い出来事が起こると喜びます。しかし塞翁(さいおう)は常に冷静で、
「これがきっかけで何が起こるかわからない」
と一喜一憂するまわりの人達をたしなめます。
最高の状態へのプロセス
これは陰陽思想の中国ならではの考えですね。「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる」四書五経、易経の中の一説。常に物事は流転するという考えですね。この事を踏まえて、何が起ころうとも次にへ向かう心構えでいれば、動揺することなく前に進めます。
今回、いろいろな事が勃発したおかげで、無駄な事、本来の向かうべき事が整理できた気がします。それは最高の状態を作り上げていくプロセスだったのかもしれません。もうすでに次の案は考えてあります。
それでは、最高の状態に向けて12月のイベントを盛り上げていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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