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人は幸せになるために生きています。お金が欲しいと思うのも、そのお金で何か新しいものを買ったり、旅行に行ったりして幸せを手に入れたいと思うからです。
確かにお金があれば万が一の時には安心です。しかし、幸せのために使ったお金は時間がたてば、その幸福感も急速にしぼんでいってしまいます。
幸せを手に入れるのは難しいことなのでしょうか?
幸せはすぐそばにある
結論から先にいうと、幸せになる方法はすぐそばにあります。
それは自分に以外の誰かを幸せにすることです。
脳科学からの考察
脳内快楽物質として、
- ドーパミン
- オキシトシン
- セロトニン
が上げられます。一般的にはドーパミンが有名ですね。いわゆる目標達成したときに得られる快楽物質ですね。これは買い物や旅行でも得られる興奮ですね。
オキシトシンは繋がりから得られる幸福感です。人と人との繋がりから来る安心感。そしてセロトニンは癒やしや気分を左右する物質です。人がお天気なんかに気分を左右されたりするのもセロトニンが影響しています。
そして人に親切にすることによって、オキシトシンが最も多く分泌されるということが近年発見されました。つまり誰かを幸せにすることによって脳内麻薬が得られるんですね。
健気な犬
犬はいつも飼い主にたいして忠実です。これを奴属的とみる人もいます。恐怖やしつけによって依存的になっていると思っている人もいます。
しかし犬は本能で知っているのではないでしょうか。
自分以外の誰かを幸せにすることが、最も幸せへの近道ということを。そして自分以外の誰かを選んで、より尽くすことで幸せになっているのではないでしょうか。
人と人が見つめ合うことで、脳内快楽物質のオキシトシンが出ることは有名です。驚くことに近年、人と犬が見つめ合うことでも双方にオキシトシンが出ていることが発見されました。これは人以外の生き物で唯一、犬だけに起こる現象らしいです。
幸せへのプロセス
では実際に幸せへのプロセスをまずは格闘家を例に挙げてみましょう。次に音楽家、起業家についても考えて見ましょう。
格闘家の場合
格闘家自分自身が強くなりたいと願い、ひたすら鍛錬します。己を律して自ら苦行に耐えます。それは戦いに勝つためだからです。この時点で彼、もしくは彼女にはドーパミンが出てています。そかし、そんなに幸せではありません。彼らを支えているのは未来への希望のみです。
時には泣きたくなるような苦行に耐え、そして自分自身に打ち勝って前に進んでいきます。この段階でまわりの人達が応援してくれるようになります。そして結果を出すたびに応援してくれる人も増え始めます。
ここまで来ると、この格闘家は自分の為ではなく「自分を応援してくれている人達」の為に戦うようになります。
そうなると今まで苦行であった数々の鍛錬が幸福感で満たされるようになります。
それは彼の戦う目的が自分自身のためだけではなく、「応援してくれている人達」のためにもなるからです。自分が戦うことで誰かに希望を与えて幸せにしていることを信じて戦うのです。
音楽家や起業家
これは音楽家や起業家にも同じように当てはまります。
音楽家は純粋に音楽に傾倒し自分の為に音楽を奏でています。確かに演奏中は幸福感に満たされています。しかしたとえば、何かをマスターするためにひたすら修練しているときは、幸福感を今感じているのではなく未来に向かっています。
また起業家も同じようにかなりきつい生活も我慢して、自分の地位向上や目的の為に日々努力を重ねます。この場合も幸福感は未来に預けたままです。決して不幸ではありませんが、不安と背中合わせです。
しかし自分の生み出したものが誰かを幸せに出来ると確信できたとき、その不安は払拭されます。そして未来へ預けていた幸福感は現在のものとなります。
幸せと不幸の境界線
でも格闘家でもない、音楽家、起業家でもない人はどうすれば良いのだ!そんな特別なスキルを持っていないのにどうすればいいの?とお叱りを受けそうなのでお答えします。
幸せと苦行
幸せになるために何かスキルを手に入れる必要はありません。幸せと苦行の違いをわかりやすく説明しただけです。自己実現の努力だけでは幸せになれないのです。
そう、特別なスキルを手に入れるためには、それを獲得するための時間と努力が必要となります。それまで幸せは作送りですよね。これはある種の苦行を伴います。
格闘家、音楽家、起業家はスキルによってアイデンティティを手に入れています。つまり自分自身が何者であるかを手に入れていますよね。しかしこの段階ではまだ幸せでないんですよ。
有名であっても不幸
格闘家、音楽家、起業家は幸せになるためというよりも、まず先に何者かになることから始めています。
しかし本当の幸せを手に入れるのは、自分の行動が誰かを幸せにすることを知ってからです。そこから自分の行動の本当の意味や意義を見いだすのです。
言い換えれば、幸せを手に入れるためには少し遠回りしているかもしれません。
本当に幸せを手に入れるのは、誰かを幸せにしてからなのです。格闘家、音楽家、起業家を例に挙げたのは彼らが特別で幸せだと勘違いしている人が少なからずいるからです。たとえ有名であっても、幸せを実感できていない人は不安で不幸です。
偽善と笑う前に
幸せな人には共通する部分があります。
それは彼らは例外なく親切です。人の喜ぶことを自ら進んでします。
幸せになるために何かのスキルを必要とはしません。何者かである必要は無いのです。遠回りをする必要は無いのです。他人に親切にすることから始めることです。最初は恥ずかしいかもしれません。偽善と感じるかもしれません。
そう、みんな最初はそうなんです。
最初は照れくさくて苦痛に感じるかもしれません。自分自身に違和感を感じるかもしれません。しかし人に親切にするのに特別なスキルは必要ありません。
- 困っている人を助ける
- お年寄りに席を譲る
- 人の話を黙って聞く
何でもイイんです。偽善と感じていても習慣化すれば、それは自分自身になっていくのです。
そして、
いつで笑顔忘れず
そうやって人と向き合っていれば、アナタの存在が誰かを幸せにします。そして誰かを幸せにすることで、アナタ自身が幸せになります。
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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