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YouTubeでブログ記事で書くよりも前に動画で公開しました、SynthesizerVの日本語の歌姫16人の比較。ブログ記事の方では、動画解説では触れなかった、それぞれのキャラの個人的な感想や使い方などを書いていきたいと思います。
Dreamtonicsの女性
Dreamtonics社の歌声はメーカー純正だけ合って、パラメータ設定での変化が自然で調整がしやすいという特徴があります。ただ、それぞれの歌声の個性は打ち出してはいますが、調整して感情表現させると声質が似た感じになってしまうところもあります。
唱法が微妙に違うので、そのあたりを使い分けて行くことで、作品に活かすことが出来たそうですね。
Mai
SynthesizerVのベーシックな歌声です。ボーカルスタイルが少なくイマイチ使うことが少なかったのですが、最近SVPファイル公開用に使ってみたところ、面白いくらい化けてくれました。パラメータの変化が極端に動かないので、調声の練習には最適と思います。
ユーザー同士のSVPファイルのやりとりにも便利ですね。
Saki
他の歌声から比べれば地味な感じもしますが、同社の中のでは最も万能な歌声です。大人の女性の声でクセがなく、スッキリした感じです。説得力のある歌詞などでは、調声で声を変化をさせることで深みを持たせることが出来ます。
どちらかというと玄人受けする声で、追い込んだ調声で真価を発揮できます。
Sheena
ハイブリッド音源です。ハイブリッド音源とはAIに日本語と英語の両方を学習させて開発された音源です。なのでソフトウェアによるクロスランゲージ機能ではない、自然な発音発声が特徴です。同社はハイブリッド音源を別にもうひとつ発売していますが、こちらは通常の倍の販売価格です。Sheenaはお値段据え置き!そう考えると、ちょっとお得な歌声です♪
鼻にかかった甘い歌声はボーカルスタイル設定でさらに微調整できます。扱いやすい歌声なので、最初に買う歌声に迷ったいたらコレかもしれません!
Eri
ラップミュージックを想定してAI学習させて歌声です。しかしあまりラップミュージック使っている人を見かけません。唱法も個性的でパラメータの設定による声の変化も、面白い変化をしてくれます。
テンポの速い曲でも歌詞を明確に発音してくれます。
Ayame
気持ちいいくらいにJ-POPにハマってくれる歌声です。声質は他から比べると少しだけ太めで重みがあります。少しハスキーな声なので存在かもあります。
難点は不用意にパラメータをいじりまくりと濁りやすいです。元声が少しハスキーなのが原因かもしれませんが、丁寧に調声するとホントイイ感じに歌ってくれます。丁寧に作り込みたい人にお薦めです!
AHSの歌姫たち
AHS社の歌姫たちはどれもキャラが際立っていて、正直、すべての音源をまだ使いこなせていません。YouTubeでいろんな人の作品を見ていて思うのは、楽曲と歌声の個性がうまく合った場合は、曲のオリジナルの良さを抜群に引き出してくれます。
ただ個性的なので、その逆もまたあるという危険性も...
全部の歌声をまだ使いこなせていませんので、簡潔に感想を書いていきたいと思います。
(追々、追記していきます)
桜乃そら
永遠の17歳がキャッチコピー【桜乃そら】。そのキャッチコピーとは相反するの熟女声。たくさんのクリエイターさんが本当にうまく使ってらっしゃるのですが、正直、僕は使うの難しいです(笑)。どこかノスタルジーな昭和歌謡向きののけなのかもしれません。
花隈千冬
実はオプション以外で最初に購入したのがこの歌声だったんです。しかしあまりにも個性的なので、好みの声なのですが、本格的にはまだ使いこなせていません。オリジナルではなくカバーで練習したいと思っています。
夏色花梨
ちょっと若い頃の松田聖子さんに似た唱法で、フレーズ後方を大きく「しゃくり上げる」のが特徴です。動画では「なつきかりん」を間違った読みで「かしきかりん」と読んでしまっています。スミマセン,,,。
小春六花
セール期間中に買って、まだちゃんと使っていません(汗)。かなり汎用性が高そうなのですが、ちゃんと使ってレビュー書きます!
重音テト
最も個性的かつSynthesizerVの中でメジャーな歌声ですね。存在感が素晴らしく、気持ちのいい歌声の変化、そして抑えた表現と豊かな感情表現の両立。素晴らしいです!ということでオリジナル曲で多用する予定をしています。只今制作中!
京町セイカ
高音の伸びが最高に美しいです。彼女は、この部分では全歌声の中でもピカイチです。コーラスパートは大概この人です。ソロで使うのは、僕自身が調声技術をもっと磨かないとダメですね。ちなみに隣町のイメージキャラクターで市長さんはオーディエンスです(実話〜笑)。
ついなちゃん
実は全く買う気もなく、使う気もなかったのですが、AHSの歌声では一番気に入っているかも。ちょっと切ない系から元気系まで幅広く活用できます。調声もしやすいです。
弦巻マキ
こちらもセール期間中に買って、レビューを書けるほどちゃんと使っていません(汗)。「小春六花」と併せて、また使ってからレビュー書きます!
サードパーティー
サードパーティ製の歌声はVOCALOIDとしてどれもメジャーなキャラですね。
Megpoid
流石、長年の歴史を持つVOCALOIDですね。安定感が素晴らしいです。そしてもはやVOCALOIDというよりも声優「中島愛」の歌声になっているる、GumiちゃんことMegpoid。ちなみにVOCALOIDのGumiちゃんも味が合ってイイですね!
夢ノ結晶POPY&ROSE
夢の結唱のPOPY、ROSEは元となるシンガーもファンが多いですね。かなり個性的で、存在感がハンパないです。この個性に楽曲のイメージががらりと変えられることもあります。
今後も使い込んで、レビューを書いていきたいと思います。
今後...
合成音声での作品製作に2023年秋からのめり込み始めて、新しくYouTubeチャンネルも立ち上げて、もう音楽製作のほとんどの時間がコレに費やしていると言っても過言ではありません。
といいますか、今年からは作品リリースも合成音声での作品製作がメインです。
3月22日には、今までYouTubeで公開してきた作品のアルバムリリース、そしてオリジナル曲のリリースとおよそ隔週で作品リリースしていきます。
またYouTubeの方もチャンネルの成長がぼちぼちとではありますが、進んでいます。頭の中ではいろんなプランが出来上がっていて、点と点が線でつなげていくことを考えています。
そんなことで、今後もよろしくお願いいたします。
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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