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EP「夢で会うあなたは」をReleaseしました。この曲は製作プロセスに関しては以前、ブログ記事でも書きました。今回は表題曲とその別バージョンを含めて4曲を収録しています。収録曲は既にブログ記事で解説した曲ですが、今回はここに収録した曲、ひとつひとつに対しての共通する想いのようなものを綴っていきます。
夢で会うあなたは(EP)
ReleaseのEPのテーマは、大切な人とものとの向き合い方です。
今回に限らず、これは自分の中でのずっと横たわるテーマだと思っています。SynthesizerVで自作曲に歌詞を入れて歌ってもらうことが可能となったので、今後もそういった自分自身の言葉を「うた」にのせていきたいと思っています。
命について
僕は基本的に「肉体が死んだら終わり」と思っています。
つまり死ぬということは、そのものの存在が完全になくなるということです。いや、当たり前でしょう、という声が聞こえてきそうですね。そんなふうにいっていても、ほとんどの人が死んだ後の魂の存在を信じているのではないでしょうか?
大切な存在を亡くしたとき、死んだ後も存在する魂そ信じることで、心の痛みを和らげることは出来ます。しかし、もし大切な人がまだ生きているなら、「死んだら終わり」と思って、その時間を精一杯後悔しないように過ごすのです。
それは人以外にも、ものや関係性でも同じかもしれません。
確かに人と違って修復可能なものもあります。しかし、常に「死んだら終わり」と思って、だから命ある打ちは何事も精一杯生きていくこと、活かしていくこと、関わっていくことを忘れないようにしたいです。
現代人の価値観
おそらくかなりの幅の年代の人が、それぞれの時代は違っても「ドラえもん」で育った世代と思います。今の10代の人たちは既に「ドラえもん」世代ではないかもしれません。
この中で「スネ夫」というキャラが出てきます。お金持ちの家の子供で虚栄心の塊のようなキャラです。物語の中ではちょっと侮蔑されるような扱いを受けていますよね。
僕たちは、お金やものを自慢するのは卑しいこと、そういう価値観で育ってきました。にもかかわらず、今ではみんな「スネ夫」のような価値観になってしまっています。少し前の時代には卑しいことされていたような「お金やものを自慢をする人」が、現代は羨望される世の中なってしまっているんです。
NETで数を可視化させることによって、このような価値観は加速しています。フォロワーやイイネなどの数による価値。より多く「お金を稼いでいること」や「フォロワー数の多さ」がその人の価値を上げるような風潮です。
数を稼げる人=成功者
という認識が無意識のうちに広がってしまっています。そして心の中でそれを否定する自分と肯定する自分が、あふれかえる情報に攪乱されてしまっています。
でも本当に大切なことは、あたりまえの日常から自分だけの輝きを見つけ出すことです。それがめまぐるしい日々の移り変わりと、あふれかえる情報からの圧力で困難になってきていると思います。
だから僕自身は音楽と「うた」を通して、自分自身に立ち戻れるようなメッセージを届けていけたらと思っています。これからも音楽に自分自身の「言葉」をのせて伝えていきたいと思います!
収録曲
収録しているのは次の4曲です。
- 夢で会うあなたは
- home
- Melody 保護犬めぐちゃんのテーマ
- 夢で会うあなたは(GUMIバージョン)
2曲目の「home」だけはインスト曲です。これは日本語のタイトルが「埴生の宿」で有名な曲です。演奏に使っているのは、アコーディナという楽器です。SynthesizerVでの歌声を手にする前までは、この楽器を「声」の代わりに使っていました。
3曲目の「Merody(保護犬めぐちゃんのテーマ)」は、Gumiちゃんの歌声での「きせき」とカップリングして来週、Releaseします。EPとしてReleaseするために、今回のこちらにも収録しました。
4曲目は「夢で会うあなたは」のGumiちゃんバージョンです。同じ曲でも歌声が違うと印象もかなり変わりますね。こちらは「Megpoid楽曲コンテスト2024」というコンテストにエントリーしています。
音楽を試聴する
今回のアルバムジャケットもいつものようにAIに作ってもらいました。本当は絵師さんに書いてもらえたら一番いいのでしょうが、なかなかそこまで手が回らないところもあって、当分はこの状態で作っていこうと思っています。
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ハイレゾ音源
ハイレゾ音源をサイト内で販売いたしておりましたが、著作権の関係上、ロイヤリティフリーの音源のみの取り扱いでした。今後はハイレゾ音源を楽しむという観点から様々な音楽を自由に販売できる業者で販売をすることにいたします。
*ご購入時にファイル形式を選んで下さい。
E-ONKYO Music
(ファイル形式:Flac、Wav)
Moraハイレゾ音源
(ファイル形式:Flacのみ)
OTOTOY ハイレゾ
(ファイル形式:ALAC、Flac、Wav、AAC)
ファイル形式について
非圧縮ファイル:Wavファイル。オリジナルのレコーディングファイル。音質は良いですが容量が大きくなるのとアルバムアートを表示することが出来ません。
可逆圧縮(お薦め):Flac、ALAC(アップルロスレス)。オリジナルの音質を保ったまま圧縮。アルバムアートの表示も可能です。コレクションとして最適です。
非可逆圧縮:AACファイル。非可逆性圧縮で人間の聴覚上ほとんど聞こえない部分をカットしています。容量が小さく出来るので資料としての大量の保存用。
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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