冷たすぎる虚無 feat.重音テト

  • 2024年6月13日
  • 2024年6月14日
  • release

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今回はシングルで1曲のみのReleaseです。重音テトに歌ってもらいました。少し先になりますが、この曲を含むオリジナル曲集アルバムを重音テトでReleaseする予定です。

冷たすぎる虚無

この曲を聴いて、どこかで聴いたことのあるメロディと感じる人は多いと思います。このメロディはエリック・サティの「ジムノペディ1番」をそのまま使っています。

 疑似恋愛の惨劇

昨今のNEWSでも話題になっていますが、ホストやキャバ嬢にハマった人が犯す事件。悲惨な結果になることも多々あります。

人は現実の中に僅かな妄想を交えて生きています。その妄想は良い夢を見ているときには、ほどよく前向きにしてくれるのですが、一度ネガティブな方向へ傾くと妄想が現実を凌駕してしまうこともあります。特に夢が大きく良い方へ向いていたとき、逆方方向に傾いたときの反動は大きいです。

夜のお仕事をしている「プロ」といえる人たちは疑似恋愛がもたらす危険性を熟知していて、相手の性格を見極めながら妄想の振り幅をうまくコントロールしながら人と対峙しています。

しかし中にはそういった部分を無視する未熟な人もいます。人の心を甘く見て調子に乗ってしまうと思っていた以上の反動を食らってしまいます。疑似恋愛という妄想を取り扱っている以上、常に危険と背中合わせな職業です。

ただ、そういった場所への敷居が低くなっているのも事実です。つまり疑似恋愛への耐性が低い人が簡単にアクセスできるような状況にあります。疑似恋愛を餌に境界性知能の人をターゲットにして、相手を騙すことを目的とした悪質な業者も存在します。

油断をしているとこういったものは、特に危険な臭いもさせず人の心に入り込んできます。

無味無臭で日常の中に溶け込んでくる「冷たすぎる虚無」です。

SessionPlayers

製作にはLogic Proの最新バージョン、AIの演奏家「SessionPlayers」を使って作りました。ドラムス、ベース、ピアノはAIの自動演奏です。Logic Proには以前からドラマーというAIの演奏家がいましたが、ここに更にピアニストとベーシストが加わった形になります。

ドラマーもバージョンアップしてかなり手数が増えて実用的になりました。特にブラシを使って演奏では手数が増えて、かなり使えるようになっています。今回もブラシを使った演奏をフルに使っています。

ベースプレイヤーもかなりイイ感じで、アップライトベースの音もノイズも混ざったリアルな音です。ランニングベースに関してはいまいちな感じですが、それ以外のフレーズなどはなかなか手数も多くて、便利に使えそうです。

ピアノプレイヤーに関しては、自分がピアニストでもあるのでやっぱり「うーん...」と思うところもありますが、逆にAIの限界をハッキリ感じる部分ですね。多分、ドラマーやベースプレイヤーに関しても、プロの演奏家目線だと同じように感じるんでしょう。

ただそれでも演奏スキルでは普通に使えるレベルで、演奏家の中にはSessionPlayersのレベルよりも低い人もいます(悲しい話ですが)。ある意味、技術面を超えた表現力を持っていない演奏家はAIに取って代わられる時代ということでしょうね。

また別の言い方をすれば、AIはまだまだ修練を積んだ人間の演奏家には追いつけないということです。つまり自分で考えることが出来ないAIは、自分で考えることの出来る人間の演奏には追いつけないということです。

真の創造性というのは人だけが持っているものだからです

何度も言うようで恐縮ですが、自分で考えることが出来ないレベルの演奏家(創造力のない手だけを動かしている人)は、AIに負けてしまうということです。

アコーディナとギター

AIの演奏家だけではなく、生楽器、アコーディナとアコースティックギターを実際に演奏しています。

アコーディナは外装の塗装をしていない特注のものを使っています。クリアーで澄んだ音の中にほどよい倍音が混ざっていて存在感があります。アコーディナは、ボカロ曲のオリジナルやカバーでもできるだけ使っていきたいと思っています。

真鍮ゴールドのアコーディナ

音楽そのものに自分のカラーを反映させたいので、この楽器を楽曲の中で使うことで明確に伝わると思います。

ギターはK.YairiのNocturneの初期モデルとYamahaのAC1Mです。

Nocturneは材質がアカシア単板で乾いた音が魅力的なパーラータイプのギターです。若干クセが強いのでレコーディングでのマイクポジションには工夫が必要です。それとYamahaのAC1Mはコスパ最高のギターで、価格からは信じられないほどのバランスの良さです。レコーディングでは重宝してます。

これからギターを初めて見たい人にもお勧めです。

AIとの共存

先にも書いたように、創造性というのは人だけが持っているものです。この部分はAIが超えることは今後もありません。その理由は、AIは与えられた指示には忠実ですが、自分で考えることがなく自発的には何も出来ないからです

AIの存在に危機感を感じる人もいるかもしれませんが、AIには、人の自発性から生み出された偶発性の美を超えることは出来ません

AIに任せた方が良いこと、人にしか出来ないこと、うまく使い分けてこれからも作品に活かしていきたいと思います。

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 ハイレゾ音源

ハイレゾ音源をサイト内で販売いたしておりましたが、著作権の関係上、ロイヤリティフリーの音源のみの取り扱いでした。今後はハイレゾ音源を楽しむという観点から様々な音楽を自由に販売できる業者で販売をすることにいたします。

*ご購入時にファイル形式を選んで下さい。

   E-ONKYO Music
(ファイル形式:Flac、Wav)

Moraハイレゾ音源
(ファイル形式:Flacのみ)

OTOTOY ハイレゾ
(ファイル形式:ALAC、Flac、Wav、AAC)

ファイル形式について

非圧縮ファイル:Wavファイル。オリジナルのレコーディングファイル。音質は良いですが容量が大きくなるのとアルバムアートを表示することが出来ません

可逆圧縮(お薦め):Flac、ALAC(アップルロスレス)。オリジナルの音質を保ったまま圧縮。アルバムアートの表示も可能です。コレクションとして最適です。

非可逆圧縮:AACファイル。非可逆性圧縮で人間の聴覚上ほとんど聞こえない部分をカットしています。容量が小さく出来るので資料としての大量の保存用

 

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付録ー調声に最適なヘッドフォン!


付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!

今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。


僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。

その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。

ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。

購入までの経緯

最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。

当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。

気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。

Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。

調声に最適

結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!

丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。

同じデザインで、ST-90-05ST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。

低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。

最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。

とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!


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